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災害時の困りごとはさまざま。避難所で高齢者が困ることはなんだろう?

2022/07/27
2022/07/26

こんにちは!そうみ行政書士事務所スタッフのイワサワです。

暑い日々が続きますね。最近温暖化の影響もあり、異常気象が原因で洪水が起きたり、大地震などで避難所を活用しなければいけないケースが増えてきています。

そんな時に高齢者の方が避難所でどのような不都合に直面するのか?それをどうすれば避けられるのかを勉強しようと、「避難所運営ゲームHUG」に参加してきました。

「避難所運営ゲームHUG」というのはご存じない方も多いかと思いますが、“自分たちが避難所を運営する立場に立ってどうやって運営していけばいいのか?“
“どうすればみんながちょっとでも快適に安全に過ごせるようになるのか?“をシュミレーションしながら課題を見つけながら解決していくゲーム方式での勉強会です。

私が参加した会では、模造紙を避難所に見立て「どのような避難所を設営するか?」とみんなで相談しながら避難所内の配置を書き込んでいき、避難所に来た人が分かりやすいような見取り図を作成することをテーマにグループディスカッションにチャレンジしました。

災害時はさまざまな情報が飛び交うと想定されます。

見取り図では、必要な情報を見やすくするために、見取り図や掲示板を作ることで避難所での混乱が少しでも軽減されるよう各グループで見やすい工夫がされています。

見取り図の作成が進む中で、普段見えてこない問題点がたくさん見えてくるんです。

例えば高齢者が避難所で過ごす場合、

階段や段差で転倒の危険があり、移動に困難な場所をなくすために段差に橋を渡すなどしてバリアフリーにするなどの配慮の必要性!仮設トイレが設置されたとしても手すりがないと困る方もいて、そして車椅子が入れるような広さの確保も必要になってきます。

あるいは、服用している薬を持たずに避難したため薬がなくて困っている方や、持病があり自力では動けない方などさまざまな状況の方が避難所にやってくるので、「それぞれの方の悩みに対処するにはどうすればいいのだろう?」と深く考えさせられます。

ゲーム参加前は、「避難所は市区町村の職員が運営してくれる」と思っていました。

しかし、職員の方々は家屋調査などに向かうので運営だけに回れないことが多いんだという事実。人任せではいけないんだと気が付かされました。

だからこそ、そこで地域の皆さんが協力し合い、自分たちが主体となって避難所を運営 していくことが大切になってきます。

そうすることで市区町村職員は後方支援に回ることができ、その分町全体の復旧・ 復興に早く取りかかることができるはずです。

そんな大切なことを学ばせていただくことができる貴重なイベントでした!一緒のチームの皆さん、当日参加されていた皆さん、運営の皆さん、ありがとうございました。

 

 

そうみ行政書士事務所では、法律だけでなく高齢者とそのご家族が抱える悩みを和らげるための勉強をみんなでしています。

 

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2021/09/08
2021/09/08

こんにちは!そうみ行政書士事務所、スタッフのモンジです。

 

今年は雨の多い夏でしたね。9月1日は「防災の日」ですが、コロナの影響で避難訓練もなかったところも多いと思います。しかし、地球温暖化のせいなのか世界では山火事のニュース、国内では、これまでにない大雨による被害が各地で見られましたよね。

 

もはや、これは他人事ではないなと感じたのは私だけでしょうか? 自分は、どう対策したらいいのだろうと思っていました。

 

 

先日NHKの「あさイチ」で水害により被災された方の経験談を聞く機会がありました。その中で「どのタイミングで避難場所に行くべきか?が一番難しかった」というのが印象的でした。

 

 

大雨の夜に、近所の人からLINEで「避難する?」とメッセージが来た時は、夜中だし夜が明けたらにすると家族で決めたけれど。どんどん水が家に浸水し、家の中での避難も限界になる所ぎりぎりで救助され助かったそうです。

 

振り返ると、お子さんは、夜になる前から今までにない恐怖を感じていて、部屋の中を行ったりきたりしていたそうです。そして「怖い早くここから逃げたい」と言ったそうです。

 

我が家には犬と猫が一緒に暮らしていますが犬は人間には聴こえない音が聞こえています。うちの犬は特に雨と雷に敏感で雨が少しでも降りだすと玄関に座り込み、そわそわします。それと似ているなぁと思ってみていました。

 

いつ避難するか?例えば道路が浸水して大人のひざの高さまであったらもう遅いこと。雨が降っていても子どもが自分で歩けるうちに逃げる。子どもをかかえて逃げるのは大変難しいし、危険だからです。

 

大人はどうしても、まだ平気だろうと思うかもしれない。そんな時、もし小さなお子さんが「お母さん、怖い!」と言ったらすぐに逃げる、その時こそが避難すべきとき!と私は思いました。

 

「誰かに言われてからで大丈夫だろう。避難警告が出てからでいいだろう。ではもう遅く危険なこと、そして、子ども達の声を信じることを大切にして下さい。そうしないと死ぬかもしれない恐怖を我が子に体験させてしまうかもしれません。」と経験者の方が涙ながらに話す姿が心に響きました。

 

その他に目安として、トイレの水が流れにくい時、その時点で下水が溢れているから危険という前兆なのだそうです。

 

おすすめはハザードマップを見ながら避難所を3か所くらい決めておくのがいいらしいです。私も今日さっそく家族と話し合うので、あなたも一度家族と話し合ってみてくださいね。

 

 

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