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相続の時に必要な戸籍をまとめて取りやすくなった! 広域交付制度の話

2024/12/04
2024/11/28

こんにちは。そうみ行政書士事務所の新人、セイです。

 

先日、家族で赤レンガ倉庫のクリスマスマーケットへ行ってきました~。

 

海がすぐそこなんでそりゃあそうなんですけど、それでも例年より更に風が強くて…。
あっちで「キャー」こっちで「キャー」と、色んな物が飛んでいました。

 

セイ一家の面々はそれぞれ細心の注意を払っていましたが、最後の最後でお皿がぶっ飛びました…。

 

 

 

さて、広域交付制度が始まって9か月が経とうとしています。

 

え、急に…? 広域交付って、なんの??

 

ええ、ええ、急にすみません。
何を広域交付するかというと、ズバリ「戸籍」です。

 

戸籍というものはそうしょっちゅう必要としないので、「だからなに?」という感じかもしれませんが、この広域交付制度によって大変助かるのが「相続の時の戸籍収集」です。

 

例えばパスポートを取得する時には戸籍謄本1通で事足りますが、相続となると、被相続人(亡くなった方)の出生~死亡までの戸籍謄本を全てそろえる必要があるんです。

 

転籍していたり、婚姻や離婚をしていると、その分集める戸籍は増えます。

 

これ、今までは、本籍地のある市区町村窓口へ直接行くか、無理なら郵送で請求するかしかできなかったんです。

 

それがこの広域交付制度の登場によって、被相続人の出生~死亡まで全ての戸籍が最寄りの市区町村窓口で取れるようになったんです。

 

職場の近くでも、自宅の近くでも、たまたま通りかかった区役所でも、どこからでも取得が可能です。

 

おお、それは便利!

 

そうですよね。
ただ、ちょっと注意点が。

 

まず第一に、請求者本人が窓口へ直接出向く必要があります。

 

郵送請求、できないんですよ…。
受け取りが後日になることもあるそう(これも本人でないとNG)なので、たまたま通りかかった区役所はやめておいた方がいいですね(それは分かってる)。

 

次に、請求できる戸籍の範囲が決められています。
請求できるのは、本人、配偶者、直系尊属、直系卑属です。

 

ん? ちょっと聞き慣れない言葉が…。

 

直系尊属(ちょっけいそんぞく)、直系卑属(ちょっけいひぞく)ですね。

 

直系尊属は父母や祖父母のこと、直系卑属は子や孫のことを指します。
図を見ると理解しやすいのですが、一直線でこう、ぴゅーっと辿れる間柄のことになります。

 

え、兄弟は?

 

と、思った方。
確かに、兄弟姉妹は自分にとってとても近い存在ですが、「直系」ではないんですよー。

 

兄弟姉妹、おじ・おば、いとこ、甥・姪など、横のつながりになってくる人たちのことは「傍系」という括りで呼ばれます。

 

この傍系の範囲に入る人たちの戸籍は、たとえ相続で必要になったとしても広域交付制度を使っての取得ができません。
従来通り、本籍地のある市区町村窓口へ直接行くか、郵送請求することになります。

 

あらー。
あ、でも、本人たちに取ってもらえばいいんじゃない?

 

うん、確かにそうですね。

 

そうなんですが、例えば、子どものいない夫婦で夫の相続が発生したとすると、夫の兄弟姉妹の戸籍が必要になる場合があります。

 

兄弟姉妹が多い場合、ご本人に取得してもらえると助かりますが、それが難しかったり、疎遠過ぎて連絡を取ることすら難しい…ということもありますよね。

 

ましてや、ご兄弟が亡くなっていた場合、その子が代襲相続人となり、更に戸籍が必要になります。

 

なんかちょっと…大変そう…。

 

そうなんです。
手間と時間が結構かかりますし、戸籍を集めたらそれでおしまいではなく、その後も色々な手続きが待っています。

 

「ちょっとこれは手に負えない…」
「忙しくてそもそも収集する時間がない」
「親戚とは疎遠なので誰か代わりにやってほしい」

 

などなど、自分一人では難しいなと思った時は、専門家にお任せするのも一つの手段です。

 

弊所では、依頼者さまのお気持ちに寄り添いつつ、迅速丁寧にお手続きを進められるよう心掛けております。
横浜・鶴見近郊にお住まいの方は、是非一度、そうみ行政書士事務所へご相談ください。

 

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