こんにちは。そうみ行政書士事務所のスタッフ、セイです。
恐ろしい勢いで洗濯物が乾きますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
じゃんじゃん洗濯できて助かるのですが、本当にもう、命の危機。
近頃のセイ、お休みの日は室内でジグソーパズルをしております。
ジグソーパズルは子どもの頃から好きなんですよ〜。
のりはせず、崩して何度も楽しむ派です。
さて今回は、以前のブログ『遺骨の供養方法って、どんなものがあるの?』の続きを書きたいと思います。
前回は「散骨」と「手元供養」を取り上げましたので、気になる方は是非ご覧になってみてください。
さてさて、今回取り上げるのは「樹木葬」です。
樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や草花を用いた埋葬方法のことです。
どんな所に埋葬されるかというと、大体3つに分けられますので、ご紹介しますね。
1、里山型…山林や丘などの自然環境に埋葬。
2、公園型…公園のように広く整備された敷地。郊外に多い。
3、庭園型…庭園風のしつらえ。敷地は公園型より狭くなるが、都市部に多いのでアクセスしやすい。
となります。
埋葬方法も色々なんですよ。こちらもまとめてみますね。
1、合祀型…1つの区画に1本の樹木(シンボルツリー)をすえ、骨壺などを使わずに埋葬。他の方のご遺骨と完全に混ざるため後から取り出しはできないが、費用としては最も安くなる。
2、集合型…合祀型と同じで、複数のご遺骨に対して1本のシンボルツリー。しかし、区画を分けたり骨壺などを使うので、他の方のご遺骨とは一緒にならない。
3、個別型…個別に区画が割り当てられており、1区画に1本のシンボルツリーを植えるのが一般的。夫婦や家族でも入れるが、多くの場合一定期間で合祀される。
うーん、様々。
色々と選べるのはいいのですが、例えば「土に還りたい」という願いのもと樹木葬にしたのに、選んだプランが土に還れなかった! ということもありますので、よくよく注意が必要です。
全体として言えるメリットは、お墓よりコストを抑えられることと、継承を前提としないので、子どもや親族への負担を減らせるということでしょうか。
反面、気にしておきたいのが、「一般的なお墓とはそもそも違う」ということ。
ご遺骨は後から取り出せないことが多いですし、納骨の人数制限もあります。
消防の観点などからお線香やろうそくがNGだったり、また、霊園によってはご遺骨を砕いて粉末状にすること(粉骨)を条件としている場合もありますので、気になる樹木葬があったらまずはよーく調べましょう。
そして、ご家族ともよーく話し合いをしていただきたいです。
お墓以外の納骨方法は昔より随分浸透してきましたが、それでもまだまだ「お墓に入る」というイメージは強いです。
急に、「樹木葬にしたから!」と言われても、周りも「えぇっ?!」とたじろいでしまいそうです。
お盆も近いので、是非腰を据えて、親族が集まった際にお墓のことを話してみませんか?
「お墓の話ねぇ…。うちの両親、そういう話したがらないんだよなぁ」
「妻は樹木葬と言っているけど、自分はお墓派。うーん、まとまらない」
「とにかく子どもに負担をかけたくない。どうしたらいい?」
などなど、お困りの場合はお近くの終活・相続・後見に強い行政書士事務所で相談してみるのも手ですよ。
幣所の澤海は介護業界出身の行政書士ですので、お墓のことにも詳しいです。
横浜・鶴見近郊にお住まいの方は、是非一度、そうみ行政書士事務所へご相談ください。
LINEで無料相談の予約も簡単にできるようになっていますので、お友達登録していただけると嬉しいです!
そうみ行政書士事務所は、神奈川県横浜市鶴見区に拠点を置く行政書士事務所です。
任意後見、死後事務、セミナー(エンディングノートや後見制度、終活全般についての内容が多いですが、障害をお持ちの当事者の方やそのご家族等に向けたライフプラン作成のための講座や、介護・障害福祉施設等の事業者さま向けの勉強会等も承っております。)を中心に、皆様のお手伝いをしています。