こんにちは。そうみ行政書士事務所の新人、セイです。
先週はバレンタインでしたね!
セイ一家、今年は数年ぶりにデパートの催事へ行き、バレンタインチョコをゲットしてきました。
夫へのプレゼントが一番の目的でしたが、私がもう一つ楽しみにしていたのがソフトクリーム。
うんま!!
これ、うんまっ!!!(わかった)
また是非食べたいなと思ったソフトクリームでした。
さて、前回のブログでは、「自分の死後、お墓の管理を長男にお願いしたいけれど、どうしたらよいのか?」と、悩めるご婦人のお話をしました。(詳しくはこちら『自分の死後、お墓の管理は長男にお願いしたいけれど、口約束で大丈夫?』)
今回はその逆、「お墓の管理をお願いしたいと言われたけど、実際なにをするのか? 簡単に引き受けていいものなのか?」と心配するご子息のお話をしたいと思います。
さて、お墓の管理って、なにをするのでしょう?
ちなみに、お墓の管理を任される人のことは「祭祀承継者(さいししょうけいしゃ)」といいます。
また、承継するもののことを「祭祀財産(さいしざいさん)」といい、他にも、家系図、位牌、神棚など、とにかく祭祀にかかわる全てのものがこの財産に含まれ、承継されます。
え、全て?!
そうなんです。
それを踏まえて、祭祀承継者の役割をざっくり挙げてみますね。
・お墓の維持管理を行う
・仏壇や神棚など、祭具の維持管理を行う
・法要を執り行う
・上記について必要な費用を支払う
維持管理…、法要…支払い…、ちょっと…うーん、大変そう…。
そうですよねぇ。
でもこれ、義務ではないんです。
え?!
お墓の掃除修繕やお参りなどは義務ではなく、法要をするしないも承継者の判断に委ねられ、なんなら承継した財産を処分することも可能で、これらに罰則はありません。
なんだー!!
って、え、処分していいの?!
はい、そうなんです。
祭祀承継者は祭祀財産の所有権を持つことになるので、処分することもできるんです。
でも、誰にも相談なしに自己判断で処分を行えば、親族間で大騒ぎになるかもしれませんよね。
また、忙しくて時間が取れずに法要をしないままでいれば、「なぜしないのか?」と周囲から言われるかもしれません。
そこでまず大事なのは、現状を知ることです。
お墓の場所、維持管理費はどれくらい、家にはどんな祭具がある、など、わかることは全部聞いて、わからないことはお寺に問い合わせたりして調べましょう。
「実はお墓がすごく遠かった…」とか、「え、こんなすごい家系図うちにあったの??」とか、新たな発見があるかもしれません。
または、「年間でこの金額の維持管理費はちょっと払えない…」という事実などがわかったとすれば、その件について親御さんと話し合うことができます。
他の承継者を探したり、承継前や承継後に財産を処分する方向で話を進めたり、色々と方法はあります。
前回のブログでも書きましたが、祭祀承継者に指定されると辞退ができないので、必ず事前に話し合いをしましょう。
「現状維持で継いでほしいと言われているが、それは難しい。解決策はないものか…」
「他の承継者って…あれ、いない? どうしよう??」
「親族で集まって話し合いをする時ってどういうことに気を付ければいいの?」
などなど、自分一人では難しいなと思った時は、専門家に相談するのも一つの手段です。
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