こんにちは。そうみ行政書士事務所の新人、セイです。
先日は、我が子の誕生日でした。
「〇年前の今日は大変だったなぁ」と、毎年毎年律儀に思い出します。
いやホント、産むって大変。
小さく生まれた我が子ですが、今は立派に大きくなり、ついでに立派な口も利くようになり、時には親の理不尽に正当な意見を述べて父と母に反省の念を抱かせたり…。
立派に成長しています。
さて、先日友人と会った時、こんな話を聞きました。
実家の父が在宅看護になったのだけど、いざという時の話をしようとすると母が「まだ死んでないのに!」と怒ってしまう、と。
わかるー!うちの母もそうだったー!!
まあうちの場合、父が在宅看護になった後に世間話の流れで「まだ死んでない!」と急に怒りだしたりして、死後事務の話に触れることすらできなかったのですが。
でもやっぱり、「死」というものが現実味を帯びてくると敏感になってしまう、ということなんでしょうね。
しかし!
そうやって「死後の話」をしてこなかった結果、セイ姉妹は大変な目に遭いました。
延命措置のこと(詳しくはこちら『考えてみませんか? 延命措置をやめる罪悪感を大切な家族に持たせないための準備』)、葬儀のこと(詳しくはこちら『メモ帳に葬儀の希望が?! 生じてしまった遺族のモヤモヤ』)、今も決まっていないお墓のこと(詳しくはこちら『納骨したいのにお墓が決まらないときはどうしよう??』)、それら全てを含めた精神的な負担…。
やっぱりちゃんと話しておかないといけない!
でも、聞いてくれない!!
どうしたらいいのぉぉー…
という気持ちを先生にぶつけてみると、
「自分でエンディングノート(エンディングノートについてはこちら『エンディングノートと遺言書のちがい』)を作って、新しいノートと一緒に親に話す」
という方法を教えてくれました。
相手を動かすにはまず自分から、ですね!
私もこの前、重い重い鉛のような腰を上げて、ずっとやらなきゃと思っていたパスワード帳を作ったんです。専用のノートを買って。
古いものだと、知らぬ間にアカウント削除されていたりして、意外と時間がかかりました。
でもそれを夫に見せて、「これに全部書いてあるから、私にもしものことがあったら使ってね。ここに保管してるから」と話すと、「僕も万が一に備えて書いておいた方がいいかなぁ」と、気持ちが動いたようでした。
まあ、あれから夫が作成に取りかかった気配はないのですが。
あの時、なぜ夫の分のパスワード帳を準備しなかったのかと、後悔しきりのセイです。
また、その他の方法として、在宅看護になったお父さま本人のことではなく、家全体の話として、
「うちのお墓ってどうなってるの?」
とか、
「うちってそもそも、お寺さんとお付き合いしてるの?」
なんて切り出すのも手ですよ、と先生は教えてくれました。
ふんふん、なるほど。
お墓、大事!
先祖代々のお墓があるのは知っているけど、そのお墓がどういう状態なのか知らない人は多いと思います。
そうみ事務所でも、お客さまの代々のお墓がどうなっているのか、お寺に問い合わせることがしばしばです。
そこから話が広がっていって、葬儀のことやその他本人の希望なんかが聞けるようになるかもしれないですよね。
理想は、元気なうちに家族で話し合っておくこと。
でも、それが難しい…。
どうやっても話を聞いてもらえない…。
そんな時は、信頼できるプロにあなたのサポートを任せてみませんか?
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そうみ行政書士事務所は、神奈川県横浜市鶴見区に拠点を置く行政書士事務所です。
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